2005年03月26日 03:13:20
「非人間的」という知恵@ユング心理学講義
魂にメスはいらない-ユング心理学講義/河合隼雄+谷川俊太郎 第5講 死を抱きしめる(P.297-最後)を読む。
一人の人間が自分の容量の限界を意識したら、ある程度相手を非人間的に扱わないと、自分が破滅するという状況があると思うんです。…そこに生き長らえるための一つの知恵として長い経験の中から出て来たものなんですね。(P.302-303)
「非人間的」流れに乗る:
東京医大に罹った時の出来事。大病院のお決まり、ドクターは時間に追われているかの如く効率一辺倒。それがとても非人間的に思え、良い気がしなかった。ところがある日、そのせわしないテンポに合わせてみたらどうなるのだろう?と思い立ち、早速実験。
すると、どうしたことか実にスムーズに情報のやり取りができるではないか! ドクターは迅速に患者をさばき、訊けば何でも答えてくれるので、こっちはこっちで、知りたいことは全部知ることができる。これも一つの形としてアリだと思った。